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出口はどこにある?

合宿で一週間ほど滞在していたのは、北海道駒ヶ岳や大沼公園に近い函館の自然豊かなエリアだった。周囲をぐるり緑に囲まれた広い敷地に建つホテルをほぼ貸切にして、専属シェフたちの作ってくれるおいしいヴィーガン...
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東京の街に思うこと2

銀座で行きたかったところもう一つは、エルメスのギャラリー。ガラス造りのスレンダーで瀟洒な建物の中は、エレベーターの床すら雅だった。開催中の企画展『スペクトラム スペクトラム』 は、絵画、インスタレーシ...
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東京の街に思うこと

銀座もそうだったし、表参道もそうだった。大通りの路面には外資の建物がやたら目につき、メガサイズのビルディングがその存在感を露骨なほど前面に押し出しながら聳え並んでいた。大学生の頃に銀座や表参道でアルバ...
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銀座でハロー

ひさしぶりに東京に立ち寄る機会があったので、自分のために一泊することにした。着いた日は特に予定を決めないでおいた。自分のための時間ということは決めていたから、その時のフィーリングと流れで動こうと思って...
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何もしない

何もしないのは得意ですか?私はずっと苦手だった。今でもまだ得意じゃない。自分のそういうところには長いこと気づいていたけど、それが問題とは思っていなかった。むしろよきことだと信じていたから。「何かをする...
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あとからじわる

昨日の朝のことだったか、息吹が庭の隅にしゃがみ込んでなにやら真剣にゴソゴソやっていた。午前中に出かける予定があったので私はやる事に追われていつものように忙しくしていた。「いぶちゃん、なにやってるのー?...
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見入る 聞き入る 感じ入る

悦に入るという言葉がある。こう書いて「えつにいる」と読む。私にとって特別な言葉のひとつ。この言葉に出会ったのは私がまだハタチそこそこのことだったと思う。その頃の私は料理に夢中で、その度合いをさらに増す...
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私でありたい

高校生のころ、仲の良かった友達に言われたことを今も覚えている。私の通っていた高校は制服がなく私服だったので、年頃ど真ん中で常に好きな人がいたあの頃は、毎日何を着るかは一大事だった。その時の私が持ち合わ...
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ベタ甘でいい

長いことしょっぱい人生を生きてきた。塩辛い、あるいは苦い。いつだったか、だから私は甘いものがこんなに好きなんだということに思い至った。人生に甘さが足りなかったから。ぜんぜんまったく、決定的に足りていな...
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チャーミングな人たち

宿を始めてから一年が経った。豊島は美術館を観に世界中から人がやって来るので、お客さんは海外の方がほとんど。いちばん多いのはたぶんフランスで、そのほかヨーロッパ各国、北欧、アメリカ、メキシコ、オセアニア...
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自分のために生きる

ひさしぶりに雨の日が続いている。3月になったけれど春らしさはなくて外は灰白色の世界。薄暗いし寒いから冬のよう。水仙の花もだんだん開いてきているし、梅も咲き始めているから春が近づいているのは知っている。...
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