writings 私でありたい 高校生のころ、仲の良かった友達に言われたことを今も覚えている。私の通っていた高校は制服がなく私服だったので、年頃ど真ん中で常に好きな人がいたあの頃は、毎日何を着るかは一大事だった。その時の私が持ち合わ... 2025.04.10 writings
writings ベタ甘でいい 長いことしょっぱい人生を生きてきた。塩辛い、あるいは苦い。いつだったか、だから私は甘いものがこんなに好きなんだということに思い至った。人生に甘さが足りなかったから。ぜんぜんまったく、決定的に足りていな... 2025.04.01 writings
writings チャーミングな人たち 宿を始めてから一年が経った。豊島は美術館を観に世界中から人がやって来るので、お客さんは海外の方がほとんど。いちばん多いのはたぶんフランスで、そのほかヨーロッパ各国、北欧、アメリカ、メキシコ、オセアニア... 2025.03.21 writings
writings 自分のために生きる ひさしぶりに雨の日が続いている。3月になったけれど春らしさはなくて外は灰白色の世界。薄暗いし寒いから冬のよう。水仙の花もだんだん開いてきているし、梅も咲き始めているから春が近づいているのは知っている。... 2025.03.04 writings