世界につながる窓がある。
すべてにつながる窓と言ってもいいし、
宇宙につながる窓、
あるいは、
あなたにつながる窓と言ってもいい。
それはたしかにあるみたいだ。
そのことをいつもありありと実感できているわけじゃない。
でも、窓がそこにあることには気づいていて、
しかもその窓は開きかけている。
そこを通って流れる空気を感じることもできる。
もちろんその窓は、
自分につながる窓だ。
入口はいつだってそう。
自分を通らなければ世界へは出られない。
あるのはここ。
この中、
わたしの中。
からだの内側の奥のほう。
特になんにもないような感じがするけど、
そこがそこみたい。
この窓はだれでも持っている。
持っていない人はひとりもいない。
みんな、
みーんな持っている。
窓があることに気づいてなくても、
閉まっているように思えていても、
それはあって、
しかもじつは絶えずつながっている。
だから大丈夫。
なんにも心配はいらないんだ。
だいじょうぶなんだ。
世界につながる窓

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